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ボディケアに向き合うようになったきっかけ
これまでの私は、顔のスキンケアにはそれなりに時間をかけてきたものの、正直に言うとボディケアは後回しにしがちでした。お風呂上がりにさっとボディクリームを塗るか塗らないか、乾燥が気になる冬だけ意識する程度で、「毎日のケア」と呼べるほどのことはしていなかったと思います。そんな私がボディケアにきちんと向き合うようになったのは、ある日ふと自分の腕や脚を見たときに、肌の乾燥やくすんだ印象が気になったことがきっかけでした。
年齢のせいにしてしまえば簡単ですが、きちんと手をかけていない部分ほど変化が表れやすいのだと実感し、このまま何もしないのは違う気がして、ボディケアを生活の一部として見直すことにしました。
まずは今の肌状態を知るところから

いきなり高価なアイテムを揃えるのではなく、最初に意識したのは「今の自分の肌がどう感じているか」を観察することでした。入浴後に何も塗らずにいると、ひじやすねがつっぱる感じがあり、かゆみが出る日もありました。見た目だけでなく、触ったときのざらつきや、服が触れたときの違和感も気になり始め、これまで気づかないふりをしていた小さなサインがたくさんあったことに気づきました。
ボディケアを習慣にするために決めたルール
三日坊主にならないために、私はいくつか自分なりのルールを決めました。一つ目は「完璧を目指さないこと」です。毎日全身を丁寧にケアできなくても、今日は腕だけ、今日は脚だけでもいいと決めました。二つ目は、香りやテクスチャーが自分の好みに合うものを選ぶこと。義務感だけのケアは長続きしないと感じたからです。
この考え方に切り替えたことで、ボディケアが「やらなければいけないこと」ではなく、「自分を労わる時間」に少しずつ変わっていきました。
実際に続けて感じた肌触りの変化
ボディケアを意識して続けていく中で、最初に変化を感じたのは肌触りでした。以前は粉をふいたように感じていたすねが、触るとしっとりとした感触に変わり、服を着るときの引っかかりも気にならなくなりました。見た目に劇的な変化があったわけではありませんが、毎日触れる自分自身だからこそ分かる違いがありました。
この「小さな変化」に気づけたことが、ボディケアを続けるモチベーションにつながったように思います。
ボディケアが気持ちに与えた意外な影響
肌の感触が変わる以上に意外だったのは、気持ちの面での変化でした。お風呂上がりにゆっくりとクリームをなじませる時間は、一日の中で数少ない「何もしない時間」になりました。スマートフォンから離れ、自分の呼吸や体の感覚に意識を向けることで、気持ちが落ち着くのを感じるようになったのです。
ボディケアは美容のためだけでなく、自分と向き合う時間でもあるのだと、このとき初めて実感しました。
季節によって変わるケアの考え方

続けていくうちに、季節によって肌の状態が大きく変わることにも改めて気づきました。乾燥しやすい季節は、保湿を意識したケアを心がけ、暑い時期はベタつきにくい使用感のものを選ぶなど、無理なく調整するようにしています。「一年中同じケアをする必要はない」と考えるようになったことで、気持ちも楽になりました。
ボディケアを通して学んだこと
この体験を通して一番感じたのは、ボディケアに正解はないということです。誰かの方法をそのまま真似するよりも、自分の生活や気分に合ったやり方を見つけることが大切だと思いました。高価なアイテムを使わなくても、毎日少し意識を向けるだけで、自分の体への見方は変わります。
これからも続けていきたい理由
今ではボディケアは特別なことではなく、歯を磨くのと同じくらい自然な習慣になりました。忙しくて時間が取れない日もありますが、「できる範囲でいい」と思えるようになったことが、長く続けられている理由だと感じています。これからも完璧を求めず、その時々の自分に合ったボディケアを続けていきたいと思っています。
ボディケアを始める前の自分に声をかけるとしたら、「少しでいいから、自分の体に触れる時間を作ってみて」と伝えたいです。その小さな一歩が、肌だけでなく気持ちにも変化をもたらしてくれると、今なら素直に言える気がします。
この体験談が、これからボディケアを始めてみようかなと考えている方の、ささやかな後押しになれば嬉しいです。

