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気づいたら爪がボロボロになっていた日常
ある日ふと自分の手元を見たとき、「こんなに爪って荒れていたっけ?」とショックを受けました。二枚爪、縦筋、乾燥による白っぽさ。ネイルカラーでごまかしてきたものの、素の爪は正直な状態を映し出していました。スキンケアやボディケアには気を遣っていたのに、爪のことは完全に後回しにしていたのです。
仕事や家事で水に触れる機会が多く、アルコール消毒も頻繁。その積み重ねが爪や甘皮に負担をかけていたのだと思います。手は年齢が出やすいと言われますが、爪も同じ。ここで一度、ちゃんと爪と向き合ってみようと決めました。
ネイルケアを始める前の正直な悩み

当時の私の爪は、先端がすぐ欠ける、表面がガサガサで引っかかる、縦筋が目立つという三重苦でした。ハンドクリームは塗っていても、爪まで意識していなかったことに気づきます。さらに、ネイルオイルは「上級者向け」という勝手な思い込みがあり、手を出していませんでした。
でも調べてみると、特別な技術がなくてもできるケアが多いことを知り、「これなら私にもできそう」と感じたのがスタート地点です。
私が最初に見直した生活習慣と考え方
いきなり道具を揃える前に、まずは爪に負担をかけている習慣を意識しました。例えば、爪を道具代わりに使わない、キーボードを強く叩かない、洗い物の後は手を拭くだけで終わらせない、など小さなことばかりです。
「爪も皮膚の一部」と考えるようになってから、扱い方が自然と丁寧になりました。この意識の変化は、後のケアを続けるうえでとても大きかったです。
爪切りとやすりの使い方を変えた話
以前はパチンと一気に切れる爪切りを使っていましたが、それが二枚爪の原因になることもあると知りました。そこで、長さは最低限に整え、角をやすりでなだらかに整える方法に変更。最初は時間がかかりましたが、爪先の引っかかりが減り、欠けにくくなった実感がありました。
削りすぎないこと、一定方向に動かすことを意識するだけでも、仕上がりが全然違います。
ネイルオイルを習慣にして感じた変化
ネイルケアの中心になったのがネイルオイルでした。最初は夜だけ、寝る前に甘皮周りに少量なじませるところからスタート。ベタつきが心配でしたが、思ったよりすぐになじみ、香りもリラックスできました。
数日続けただけでも、甘皮のカサつきが落ち着き、ささくれができにくくなったのが分かりました。「爪って、こんなに乾燥していたんだ」と初めて実感した瞬間です。
ハンドクリームとの使い分け
以前はハンドクリームだけで済ませていましたが、今は役割を分けています。手全体にはクリーム、爪と甘皮にはオイル。このひと手間で、保湿の持続感が違いました。特に冬場やエアコンの効いた室内では、この使い分けが心強かったです。
ネイルカラーをお休みした期間の気づき
ケアを始めてから、思い切ってネイルカラーをしばらくお休みしました。最初は素爪に抵抗がありましたが、毎日オイルと保湿を続けることで、少しずつ自然なツヤが出てきました。
カラーで隠さなくてもいい状態を目指すと、爪を見る目が変わります。「今日は縦筋が目立たない」「先端が割れていない」と、小さな変化に気づけるようになりました。
人に見られる意識がモチベーションに
ふとしたときに「爪きれいだね」と言われたことがあり、それが大きな励みになりました。高価なネイルをしていなくても、清潔感のある爪はそれだけで印象が良いのだと実感します。

続けることで分かったネイルケアの現実
正直に言うと、すぐに劇的な変化が出たわけではありません。爪は伸びるスピードがゆっくりなので、結果が見えるまで時間がかかります。でも、だからこそ「続けること」が何より大切だと感じました。
忙しい日はオイルを塗り忘れることもありましたが、完璧を目指さず「思い出したらケアする」くらいの気持ちで続けたことが、挫折しなかった理由だと思います。
爪の状態が心に与えた影響
不思議なことに、爪が整ってくると気分も前向きになりました。手元を見るたびに少し嬉しくなる。その積み重ねが、日常の満足感につながっていったのです。美容は自己満足と言われがちですが、自分を大切にしている感覚を得られる点で、とても意味があると感じました。
これからネイルケアを始める人へ伝えたいこと
ネイルケアは特別な人のものではなく、誰でも今日から始められる習慣です。最初はうまくできなくても、知識がなくても大丈夫。私自身、試行錯誤しながら少しずつ自分に合う方法を見つけてきました。
大切なのは、爪の変化を急がず、今の状態を受け止めること。そして、ほんの少し手をかけてあげることです。その積み重ねが、数か月後の爪を確実に変えてくれます。
爪と向き合う時間を楽しむという選択
今では、ネイルオイルを塗る時間が一日の終わりのリセットタイムになっています。スマホを置いて、自分の手元に集中する数分間。その静かな時間が、思った以上に心地よいのです。
この体験を通して、爪のケアは美容だけでなく、自分自身を労わる行為なのだと感じるようになりました。これからも無理のないペースで、爪との付き合いを続けていきたいと思います。

